「おすすめ書籍」カテゴリーアーカイブ

【おすすめ書籍】ビジネスモデル2.0図鑑

会社で新規事業創出に関わることになったのですが、これまで決められたものを開発してきた自分にとってはまったく知見がなく、同僚におすすめされたこの本を読んでみました。

ビジネスモデル2.0図鑑

結果から申しますと、以下の理由から買ってよかったです。

理由① 世の中で成功しているビジネスモデルがわかりやすく表現されている。

本書の中で紹介されている以下の3×3の図解はモノ・カネ・情報の流れがわかるだけでなく、あえて3×3にまとめることで本質的な情報のみに整理されている。日本人によくありがち(偏見)な、パワポの中にびっしり文字を敷き詰めてしまうところを、この図解を利用することで、内容をシンプルにすることができると思いました。

出展元:http://bit.ly/bizmodeltool

理由② 図解のためのツールが無償で案内されている

以下のGoogle スライドにて、自分でビジネスモデル2.0の図解を実践するためのツールが公開されています。
http://bit.ly/bizmodeltool

読んだ直後に私も自分が携わるビジネスモデルを図解してみました。頭の中にあったものを図解するだけで、今まで何気なくやり取りしていた相手がどういった利害関係にあるのかなど明確になりました。

上記の理由からとてもおすすめできる良書です。
これから新規事業創出で有効活用したいと思います!!


【おすすめ書籍】AWSの薄い本Ⅱ アカウントセキュリティのベーシックセオリー

「AWSの薄い本 IAMのマニアックな話」に続き、同じ著者の本です。この本はIAM以外のAWSセキュリティサービスについて詳しく解説されています。

AWSの薄い本Ⅱ アカウントセキュリティのベーシックセオリー

GuardDutyやConfig、CloudTrailなどAWSを本格的に利用するためには必須のセキュリティサービスについて実用的な内容が書かれており、大変参考になりました。

ただし、半分くらいはマルチアカウントをAWS Oraganizationsで管理することを前提にした内容になっています。その点、私は実務上、一つのアカウントの管理しか実施していないため、ピンとこない部分もありましたが、マルチアカウントを管理されている方にはとても有用な情報が多かったと思います。

例えば、所属するアカウントの初期設定を自動化するCloudFormationのStackSetsなどは知っているのと知らないのでは大違いだと思います。

説明がとても分かりやすいので、この著者の他のテーマ(EC2やRDSなど)の薄い本が発行されたら即買いしたいと思います。


【おすすめ書籍】AWSの薄い本 IAMのマニアックな話

会社でAWSの管理者のような立ち位置になり始めて、自分以外にも会社のAWSアカウントを使うようになった。自分だけで使っていた時には味わうことが無かった難しさがある。

それは、アカウント、セキュリティの管理維持である。

どのようなIAMグループを作成して、どのようなポリシーを割り当てるべきなのか?よりセキュアな環境のために、IPアドレス制限、MFA(多要素認証)を考えなければならない。

他の人はどうやってるの?自分のやり方は合ってるの?と自問自答する日々が続いたが、この書籍に出会ってモヤモヤが晴れました。

AWSの薄い本 IAMのマニアックな話

この本はIAMのみにフォーカスして、具体的なユースケースで解説されています。あるべき論を気持ちよく語っている本はよくありますが、この本はより現実的に運用できる具体的な方法論が語られており、ここ最近読んだ本の中で一番内容の濃いものでした。

もう一回書きますが、本当に具体的な方法論が書かれています。AWSを管理する人は必携の本と思います。

そして、実践するためのIAMグループ、ポリシーを作成するCloudFormationテンプレートが付いています!これ使い始めるだけでも、だいぶレベルアップできる。

あと、今まで同人誌というものを買ったことが無かったのですが、このようなニッチ??な内容の本があって、これもありだなと思いました。