vmstatコマンドに時刻を付与する

稼働するアプリケーションの性能評価を行う場合、CPU使用率、メモリ使用量などを取得する必要があります。Linuxでは、性能に関する情報を取得するコマンドが多数あり、その一つにvmstatコマンドがあります。

しかし、このvmstatコマンドは普通に「vmstat」と実行しただけでは、時刻を表示してくれません。

そこで、以下のように実行する。

vmstat -n 1 | awk ‘{print strftime(“%y/%m/%d %H:%M:%S”), $0}’

【実行結果】

パフォーマンスを監視するようなツールがインストールされていて自動で性能情報を取得できる場合は問題無いのですが、そのようなツールが用意されていない環境でよく上記のコマンドによくお世話になっています。実行結果をエクセルでグラフ化して性能テストの検証結果としてお客様に提出したりもしています。

参考情報:vmstatの出力内容


・procs

r  実行待ちプロセス数
b  スリープ状態にあるプロセス数
w  スワップアウトされているが、実行可能なプロセス数

・memory
swpd:仮想メモリ総量(kB)
free:空きメモリ(kB)
buff:バッファ用メモリ(kB)
cache:キャッシュ用メモリ(kB)

・swap
si:ディスクからスワップインされているメモリ
so:ディスクからスワップアウトされているメモリ

・io
bi:ブロックデバイスに送られたブロック
bo:ブロックデバイスから受け取ったブロック

・system
in:1秒あたりの割り込み回数
cs:1秒あたりのコンテキストスイッチの回数

・cpu
us:CPUの総時間に対するユーザ時間のパーセンテージ
sy:CPUの総時間に対するシステム時間のパーセンテージ
id:CPUの総時間に対するアイドル時間のパーセンテージ
wa:CPUの総時間に対するIO 待ち時間のパーセンテージ
st:仮想マシンから盗まれた時間


英語のおすすめ勉強法

社会人としてSEという仕事に少しずつ慣れてきた2年目の夏、突然海外出張の命令が下りました。正直、英語なんていつかは使うけど今はいいやと思っていた私にとっては衝撃の出来事でした。

そこで、そんな状況を打破すべく私が実践した勉強法を紹介します。

これで、約1年間でTOEICスコアが400→850まで上がりましたので、合う人には合う方法だと思います。

 

1.英会話を活用する


まずは、とにかく会話することです。いきなり?とも思うかもしてませんが、これが一番手っ取り早いです。まずは、英語で外国の方と話すことに慣れることが大事です。

しかしながら、英会話スクールというのは結構高額です。

そこで、数ヶ月はまず英会話スクールに通い、ある程度話せるようになったら、最近話題で割安のオンライン英会話を活用することをおすすめします。

私が通っていたのが、English Villageという英会話教室です。こちらがわりと安くて(1レッスン40分で2000円程度)、個別レッスンでかつネイティブの先生ということでとてもよかったです。

Screenshot of www.english-village.net

 

ここで半年ほど週1回くらいのペースで通い、外国の方と話すことに抵抗がなくなってきたタイミングでオンライン英会話レアジョブに切り替えました。

reajob

レアジョブでは、毎日25分のレッスンを受けられて月6,000円弱と非常に安いです。レッスンの内容は、先生に要望を出して決めることができます。こちらから指定していない場合には、短めの英語のニュース記事を使用することが多いです。

ただ、先生によってレッスンの質は大きく異なってきますので、お気に入りの先生を数人見つけて、予約することをおすすめします。

 

2.英語で日記を書く


英語を勉強し続けて感じたことは「使う機会が無いとやる気がしない・・・」でした。仕事で使ってる間は良かったんですが、そのプロジェクトが終わった後、一時的にやる気がなくなってしまいました。だから、自分から積極的に英語を使う機会を増やすことが大事です。

私が活用しているのは、Lang-8という英語で日記を書くサイトです。ここでは、自分が英語で書いた日記をネイティブの方が添削してくれます(もちろん無料です)。代わりに、外国の方が日本語で書いた日記を添削します。つまり、外国人同士が互いの言語を教え合うのです。

Screenshot of lang-8.com

 

英語を使う機会を増やすには「外国人の友達を作ろう!!」と書いてあるサイトを見かけますが、私のような人見知りにとっては少しハードルが高かったのです。(´A`。)

たしかに、外国人の友達が作るのもいいですが、まずはLang-8のような取っつきやすいものから始めるのも有効です。

 

3.本、映画を英語で楽しむ


誰にでも好きな本や映画はありますよね?それを英語で楽しむのはとても有効でした。

私の場合、本であったらONE PIECEやのだめカンタービレの漫画が好きなので、英語版を買って読みました。最初は分からない単語があったりで躓きながらですが、日本語でストーリーを知っているので、分からない単語もある程度予想がつきます。

映画の場合は、映画によっては早口でまったく聞き取れません。なので、なるべく子供向けの映画がいいです。ハリーポッターやトイ・ストーリーなどがおすすめです。

  1. 日本語字幕付の英語音声or英語字幕付の日本語音声
  2. 英語字幕の英語音声
  3. 字幕なしの英語音声

の順番で繰り返し観れば、リスニング力の向上と単語量を増やすことができます。あと、覚えた台詞や単語は口に出して言ってみてください。「自分が正しく発音できない単語はリスニングでも聞こえない」というのが私なりの学習ポリシーです。

 

最後に・・・


ここでは特にTOEIC向けの対策を書きませんでしたが、これは1冊か2冊くらい対策用の参考書をこなせば十分です。

正直、TOEIC向けの対策ばかりしても、TOEICのスコアが高いのに、私生活・仕事で英語を使えないというなんともかっこわるい人になってしまいます。

たしかに、TOEICのスコアを評価する企業は多いですが、実際に英語を使えないのではなんの意味もありません。

ここで書いた学習方法は合う人と合わない人に別れると思います。少しでも参考になれば幸いです。


日々のSE業務で得たノウハウと趣味