Windowsにログインしたユーザとは別のユーザで共有フォルダにアクセスする

Windowsのアカウントを複数持っていて、Windowsにログインした時に使ったユーザにはアクセス権が無い共有フォルダにアクセスしたい場合、一旦Windowsをログアウト=>ログインするのは面倒です。

たとえば、私の場合ですが、勤めているグループ会社AとBの2つのWindowsアカウント持っています(同じネットワーク)。AとBのアカウントでそれぞれアクセスできる共有フォルダが異なっており、その都度、Windowsにログインしなおすのは面倒だなぁと感じていました。

 そんな時は、「net use」というコマンドを使うことで、Windowsにログインしたユーザとは別のユーザで共有フォルダにアクセスすることができます。

コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行します。

 このコマンドを実行した後、エクスプローラーなどから上記の共有フォルダにアクセスすると、コマンド内で指定したユーザでアクセスします。

 また、間違って設定したり、設定を削除したい場合は、以下の「net use ~ /delete」コマンドを実行します。

アカウントが複数あると何かと面倒。。。(´Д`;)


FirefoxでIME起動中はkeyupイベントが発生しない

少し前に仕事で調べたのでメモ。

keyupイベントをキャッチして処理するJavaScriptのプログラムを開発していたのですが、Firefoxでうまく動作しませんでした。調べて見たところ、IME起動中(日本語変換中とか)には、Firefoxではkeyupイベントが発生しません。

 こちらのサイトで「日本語入力時に発生するキーイベントのテスト」ができます。

確認してみると、IEやChromeはIME起動中でもkeyupイベントが発生するのですが、Firefoxだけ発生しません。こういうのは揃えてほしい。

FirefoxのBugzzilaにもバグ?として報告されているので、いつかは治るかも( ̄ー ̄?)
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=354358


JavaScriptの無名関数の実行

JavaScriptの実行を無名関数にして、意図しない変数の上書きを防止します。

基本的に、普通に宣言したJavaScriptの変数はグローバルなので、注意しないと意図しない変数の上書きや、エラーが発生することがあります。そのような時には、無名関数化して実行させることでエラーを回避できます。

 書き方

 この書き方をするだけで、varで宣言した変数がローカル変数となり、ほかのJavaScriptが定義した変数を上書きすることが無くなります。

使いどころ

例えば、私が経験した実例としては、Webページのコンテンツのデザイン・制作をA社に依頼して、もらったHTMLにB社のアクセス解析タグを埋め込みました。すると、コンテンツ側もアクセス解析ツールのタグ側もユーザエージェント(OSやブラウザ)の判定結果を同じ変数名の変数に格納しており、競合してエラーになりました。

このような場合、ページ上の他の処理に影響を与えないような書き方をすることが望ましく(特にこの場合はアクセス解析ツール側が)、上記のような無名関数による実行が有効です。

実行例

 上記を実行すると、「num=2」が2回表示されます。決して無名関数内で宣言したnumで上書きされることはありません。もし、5~7行目が無名関数になっていない場合、2回目のalertに影響が出てしまいます。そして、もし、5~7行目がアクセス解析タグの処理の場合、それ以外の部分の本来のページ描画の処理に悪影響を与えることになってしまいます。(サンプルコードが雑ですいません。。。)

このやり方は、いろいろな人が一つのコンテンツに手を加える場合、特にアクセス解析タグのように後から入れることが多いもので有効ですので、私は無名関数化して、画面上の既存の処理に影響を与えないようにしています。(^∀^)


日々のSE業務で得たノウハウと趣味